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[東京都] 東京・丸の内駅舎の景観を完全な独断でレビューする

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東京 丸の内はとても好きな街である。先進的でいかにも都会的で、歩くたびに東京の中心という空気を感じ気分がハイになる。そこに建つ東京駅は、その街のみならず、当然日本を代表する建築の一つであることは間違いない。

明暗のコントラストに関して言えば、かなり高評価である。というのもこの駅舎には昼と夜という二つの顔があり、その両方に違った魅力をもつのである。前者に関しては駅舎の前の広場に実際に立って是非その雰囲気を感じ取ってみてほしいのだが、白い地面に照り返す太陽の光が周囲を明るく照らし、これまた明るい黄緑色の芝生の存在も相俟って、自分が立っている広場はとても明るい景色となる。それとは対照に目の前に立ちはだかる荘厳な朱色の壁は、今いる広場全体を明部とするならば暗部という位置づけになろう。もちろん太陽に照らされることにより、所々の白い模様や装飾、朱色の壁自体も明るくなるが、広場も含めた全体の調和を鑑みれば、ここは光によって作り出されるドラマを容易に感じられる場所であるといえるだろう。後者の顔についてはライトアップされることによる、あの燃えるような暖色の輝きと、一方の光の届かない暗い箇所の明暗の対比はとても美しく、思わず息を呑む。

視覚的固有性に関しては、それなりにあるものの、やはりこの建築様式は日本でゼロから生みだされた完全なオリジナルではないという点を考慮したい。イギリスのクイーン・アン方式をベースに建築家・辰野金吾が様々な様式を組み合わせ日本流に昇華させたという歴史がある。しかしこの東京駅のような全長300mを超えるような大規模な建築物に適用されたという例は世界でも極めて稀であり、大都市 東京の顔としてふさわしい格調と規模感をそなえている点を高く評価したい。また、背後にそびえ立つまるで鏡のような高層ビルも同時に視界に入るが、これらとの異質な調和も個人的には好きである。この点については視線の流れという観点からも高評価である。

広場にいる人の数で言うとそこそこいるが、如何せん広場は広く開放的であるため、密度は高く感じられない。駅舎全体が目に入るくらい距離をとり、そこから眺めれば人なんてほとんど無視できるノイズレベルである。全く気にならない。しかし夜は人の行き来が増えるようである(大半が写真を撮っている)。とはいえライトアップされた巨大な駅舎の存在感は凄まじく、やはり人の姿は気にならない。故にこの点に関してはかなり高評価できる。

構図の自由度もかなりポテンシャルがある。しかし有名な(定番の)画角というのはある程度決まっていて、人々の撮る写真は大抵そのようになる。東京駅舎、とGoogleで画像検索して出てくる写真がその画角である。自分が絵に描いたようなドームは左右にそれぞれ1つずつあり、それをメインに収めてもいいが、皇室のある中央部を中央に持ってくる正面からの構図もいいだろう。しかし自分のおすすめは、上の絵に描いてあるようにドームとその下の時計、背景の都会らしいビルを収める構図である。

見どころに関しては自分はあまりそこまで詳しくは知らないが内部には高級ホテルや飲食店、当然ながら改札などが入っており、写真を撮って満足するだけの場所ではないだろう。これについては今後、追加で調査が必要であるかもしれないが、現時点では85点程度としておこう。(高い?)

また、その際は夜景としての東京駅も描きたいと思う。

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